パクチーの食材手帳

食材手帖

こんにちは。東北在住のあきです

今日は、近頃キッチンハーブとしても定着してきたパクチーについてお話したいと思います

パクチーといえばタイ料理のイメージですが、
中国ではシャンツァイ、インドなどではコリアンダーと呼ばれてよく使われているそうです

それでは、その成分や効能等々についてお話したいと思います

本日もどうぞよろしくお願いします

含まれる成分と期待される作用

パクチーに含まれる成分の中で特筆すべきものは、

βカロテン(3930μg) 抗酸化作用を有する/免疫力を向上させる
ビタミンC(27.0mg) 抗酸化作用を有する/コラーゲンの生成/非ヘム鉄(植物性食品の鉄)の吸収率を向上させる
ビタミンE(2.5mg) 抗酸化作用を有する/動脈硬化の予防に働く/毛細血管を広げて血行を改善する/皮膚の老化を抑える
ビタミンK(310μg) 丈夫な骨や歯を作る/血を凝固させて出血を止める
()内の表示はいずれも可食部100gあたりの成分量です

抗酸化作用とは、老化、がん、生活習慣病などの原因の1つである”活性酸素”の
発生や働きを抑制する作用のことです

特に、βカロテンは可食部100gあたり3930μg含まれています
これは、小松菜(3100μg)やみつば(3200μg)よりも多い量です

薬膳・メディカルハーブとしての効能

薬膳におけるパクチーの
・五味は
・五性は
・帰経は肺・脾
・体質は気滞水毒 
・主な作用は、消化促進食欲増進発汗作用アンチエイジング等で、
種子(コリアンダーシード)には駆風作用(お腹の張りを和らげる作用)があると考えられています

葉はクセの強い独特な香りがあり好みがわかれますが、この香りが気を巡らせ、体を温めます

また、血液を浄化させる作用もあると言われています

種子(コリアンダーシード)には臭みがなく、リラックス効果があるという
リナロールという成分を多く含み、柑橘系の甘い香りがします

パクチーを乾燥させたものは、胡荽(コスイ)と呼ばれる生薬です

アーユルヴェーダでの効能

・ラサ(口に入れたときの味)は苦味辛味
・ヴィールヤ(薬力源)は冷性
・ヴィパーカ(消化後の味)は辛味
・ドーシャへの作用は、ヴァータ(V)↓ピッタ(P)↓カパ(K)↓

ピッタ体質の人には特に注意をしてスパイスを使わなければなりませんが、
コリアンダー(パクチー)は比較的安心して使えるスパイスです

体を冷ます作用消化促進作用解毒作用利尿作用等があります

また、下痢にも効果があるとされています

なお、葉の部分よりも種の部分の方が作用が強いと言われています

使用上の注意

特にありませんが、コリアンダーシードを大量に摂取すると腎臓障害を起こす恐れがあるため、
特に妊娠中は控えめに使用した方が良いでしょう

成分を逃さない調理のコツ

βカロテンとビタミンEは油と一緒に摂取することで吸収効率が高まります

なので、油炒めや、油脂を含む食材(玉子や魚、肉など)と一緒に食べたり、
オイルやドレッシングと和えてサラダとして食べると良いでしょう

また、ビタミンCは水溶性で、茹でると茹汁に溶け出てしまうため、茹汁もスープとして使いましょう

また、ビタミンEは酸化しやすいですが、ビタミンCと一緒に摂取すると酸化が抑制され、
抗酸化作用が高まります

保存法

湿らせたキッチンペーパーで包み、袋に入れて冷蔵庫で保管してください

豆知識

何度も出てきましたが、パクチーの種子は、スパイスとしてお馴染みのコリアンダーです

スパイスカレーの香辛料としてもお馴染みですが、
食べすぎなどに有効なスパイスとして昔から薬用としても使われてきました

また、根の部分は葉以上に香りが強く、東南アジアでは煮込み料理に使われ、
旨みを引き出して使われています

私もフォーのスープの出汁をとるのにパクチーの根を使いますが、
せりの根のようにとても良い味と香りがプラスされます

ちなみに、こちらは…

パクチーの花です

ベランダのパクチーに数日水やりを忘れていたら、花を咲かせてしまっていました

コメント

タイトルとURLをコピーしました